
マークス&スペンサー(M&S)は、ここ数日間のサイバー攻撃により、クリック&コレクト・サービスを含む業務に影響が出たことを受け、対応中であることを明らかにした。
同社は英国の多国籍小売企業で、衣料品、食品、家庭用品など様々な商品の販売で知られている。マークス&スペンサーは1,400以上の店舗を運営し、全世界で64,000人の従業員を雇用している。
同社はロンドン証券取引所のプレスリリースで、サイバーセキュリティのインシデントを確認し、サイバーセキュリティの専門家と協力して事態の管理と解決に取り組んでいると述べた。
「マークス・アンド・スペンサー・グループplc(当社、またはM&S)は、ここ数日間サイバーインシデントを管理しています。
「インシデントを認識するとすぐに、顧客とビジネスを保護するために、店舗運営に一時的な小さな変更を加える必要がありました。重要なことは、店舗は引き続き営業しており、ウェブサイトとアプリは通常通り稼働しているということです。
“当社は、インシデントの調査と管理を支援するため、外部のサイバーセキュリティ専門家と契約しました。当社は、ネットワークをさらに保護し、顧客サービスを継続できるようにするための措置を講じています。”
M&Sは、サイバーインシデントの内容に関する具体的な詳細は明らかにしなかったが、データ保護監督当局と国家サイバーセキュリティセンターに通知したと述べた。
M&Sの店舗、ウェブサイト、アプリは引き続き営業しているが、サイバー攻撃により業務に若干の混乱が生じたとしている。
これには、クリック&コレクト注文システムの遅延が含まれ、顧客は注文を受け取る準備ができたというメールを待ってから店舗に来るよう指示された。
影響を受けた顧客に送られたEメールで、M&Sは不便をおかけしたことを謝罪し、問題を解決して通常のサービスを再開するための努力が進行中であることを顧客に保証した。
ランサムウェア・ギャングやその他の脅威行為者は、この攻撃の責任を主張しておらず、恐喝の要求を支払うよう会社に圧力をかけるため、しばらくは攻撃されないだろう。
しかし、この攻撃の背後にランサムウェアがある場合、データが盗まれ、会社に支払いを納得させるためにさらに利用される可能性が高い。
この攻撃に関する質問をマークス&スペンサー社に連絡し、返信があれば記事を更新する。
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